栃木県那須町で起きた山岳部高校生の雪崩事故のニュースを聞き、山が大好きな一人としてやるせない気持ちになりました。楽しいはずの春山登山講習で八人もの尊い命が失われる結果となり、残念でなりません。テレビなどのマスコミでは、悪天候での登山講習に問題がなかったかなどの責任追及の論調が多いですが、その日その場所にいなかった人が軽率に発言するべきではないと思います。まず公的機関よる原因調査を待ち、再発防止に努めるべきではないでしょうか。本来新雪のラッセルは、雪の少ない大阪に住む登山経験の未熟な僕には冬山の楽しみの一つです。そのラッセル訓練での今回の雪崩事故は本当に痛ましいと思います。でも僕は今回の事故によって今後、高校生の冬山登山講習が禁止の方向に進むのでは無いかと危惧しています。最後になりましたが亡くなられた高校生と先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。