猫ちゃんの慢性腎不全

  

さまざまな原因によって腎臓の障害が慢性的に進行することで発症する病気です。

 

初期にはほとんど症状はなく、進行していくと尿量や飲水量が増えたり 体重減少・食欲不振が見られるようになります。さらに進行すると嘔吐や筋肉の減少なども見られ、最終的には尿が全く出なくなり 痙攣を起こしたり昏睡してしまうこともあります。

 

人の場合は人工透析や腎移植が可能ですが、動物へ実施できる施設は限られています。

 

 

この病気は完治することはありませんが、 点滴」「投薬」「療法食」の3つを組み合わせ うまく管理ができれば数年に渡り元気に過ごせる猫ちゃんも多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 検査

血液検査と尿検査を行います。

 

尿検査は蛋白が検出されないかや、比重などを調べます。尿を取るスポンジをお渡ししますので、お声がけください。

 

 

 

血液検査は血液中の「BUN」「Cre」などを測定します。当日に結果が出ます。「SDMA」はBUN・Creに変化が現れる前の早期腎不全も検出できる可能性があります。こちらは外注検査なので数日~1週間後に結果がわかります。

 

 

 

6歳以上の猫ちゃんは最低でも年に1回 血液検査をしましょう

レントゲンやエコー検査などがセットになっている ねこちゃんドックがオススメです!

 

わからないことがありましたら気軽にご相談ください!