第203回「お餅つき」

 年末31日思い立って数年ぶりにお餅つきをしました。以前子供達とお餅つきがしてみたくて揃えた臼と杵。ゴソゴソ探し出しゴシゴシ洗って天日干し。何故突然?かと言えば‥末っ子が〝お餅つきし てみたいな~″と。〝え?したことなかった?″、〝したことないで″。え~っ!こりゃ由々しきこっちゃ !という訳です。まあ、実は年末‥院長が胃腸の風邪に罹ったり、いろいろ押して押して年賀状は 出来てないわ、掃除は手付かずだわ、なんもかんも出来てないわ、てな状況でもう半分パニック半分 どうにでもなれ!みたいな。ここでひとつ切り替えて楽しくお正月気分でお餅つきを!という意味も あり、30日にスーパーで餅米と餅とり粉、きな粉を購入。餅米を一晩水につけ、翌日ざるにあげて 一時間、蒸して一時間。蒸している間に臼に湯を張りさあ!餅米が蒸しあがったら、餅つき係スタンバイ。今日は末っ子が主役です。補佐は二段筆頭に剣道経験者3名です(剣道関係ないか‥笑) こねこねこねこねペッタンペッタンペッタン‥ひっくり返してペッタンペタンペッタンペタン。〝ちょっと俺にも!″ペッタンペッタンこねこねこね〝ぼくがやる″。ペッタンペッタン〝それじゃダメ だ″、こねこねこね〝やらして~″、ペッタンペッタン。輝くような白いもち米が見る間に綺麗な滑らかなお餅に変って行きます。驚くほどやわらかなお餅が完成です。さ~食べよう!(え?)つきたてを 各々好きな味でお腹いっぱい食べました(まだ31日ですけど)やわらかくておいし~!残りは丸めて お正月にいただきました。 

川端 裕美

第202回「今年の目標」

 前々回書いたセスジスズメの幼虫、あの後無事蛹になりました。今はリビングの片隅のケージの中で 転がってます。きっと春を心待ちにしていることでしょう。
 もうすぐ2015年も終わろうとしています。皆さん、どんな一年でしたか?私は今年のお正月に一つ目標を立てました。苦手をなくす、なんでも“あ~嫌だな”とか“苦手だな~”とか思うと憂鬱ではないですか?嫌な事、苦手な事が好きな事になったらどんなにか良いか!とふと思ったのです。で、今年は どうだったかな?と振り返ってみると・・・。山いっぱい登りました(苦手①山)山に登り始めて気付けば7年、初めはハアハア言って青くなって息も絶え絶えだった山も‥今では普通の人が登る位のペースで登れるようになりました。昔の事を思ったら楽になったな~って、(成果①)人生初!マラソン5キロに挑戦しました。たかが5キロという事なかれ・・・(苦手②走る)なんたって陸に上がった河童、小学生の頃から走れば転ぶ保健室チャンピオン!クラスではいつもビリ。それが自分から走ったのですから。 (成果②)きつかった~心臓が口から飛び出しそうでした(笑)でも!今年も5キロ走ります。オープンウォーターでました。人生初!チームでトライアスロン(水泳担当)出ました。お仕事でも久々にセミナー復帰を果たしました。これからの目標!いつかマスターズ水泳でメダル欲しい。(願望①)いつか独り でトライアスロン出てみたい。(願望②)そのためにもまた一年健康で頑張らなくては!

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川端 裕美

第201回「大村先生 祝!ノーベル賞」

 大村 智 北里大学特別栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞されましたね~。たぶん世界中の獣医師が、“お~!”、“とうとう!”と思ったのではないでしょうか。NHKのニュースでもお昼のワイドショーで も連日報道されていたので、気付かれた方も大勢いらっしゃる事と思いますが‥この大村先生、あの!犬 フィラリア症の予防薬であるイベルメクチン(の素のエバメクチンを生産する微生物)を発見された先生です。私達がなりたてのほやほや獣医だった頃、フィラリアの話に必ずと言って良いほどセットになっていたのが大村先生の話でした。
 “フィラリアの予防は月一回の飲薬で100%予防できるんだよ!しかもそのフィラリアの薬を発見したのは日本人なんだって!”(その頃はまだ毎日飲ませる予防薬もあったのです) と。獣医師になったばかりの私達の耳に“世界中の犬をフィラリアから守っているのは私達と同じ日本人 なんだ‥”という話はなんと嬉しく誇らしく響いた事か。世界中の家畜やペット達がどれだけ恩恵を受けたことか。
 昔犬猫の寿命はせいぜい5年~と言われていました。伝染病に対するワクチンの開発やフィラリア予防薬の開発のお陰で、今や寿命は15年~20年。すごいですよね?みんなで大村先生にお礼言わなくちゃ(笑) 未だにフィラリア症は罹ってしまうと治せません。だけど100%予防出来るんですよ!予防ってムッチャ大事!ね?
 大村先生‥ありがとうございます。そしておめでとうございますノーベル賞万歳!

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川端 裕美

第200回「次なるは…?」

 我が家の飼育係こと私‥今度は何を育てているかと言えば!ナント!セスジスズメ蛾のイモムシ!どんなんかと言うと”全身黒の身体にズラリと並ぶ黄色と赤の眼状紋列。しっぽみたいな(尾角と言うらしい) 、アンテナみたいなのがお尻にピ~ンと一本。出会った時は2㎝‥今は(ジャ~ン)8㎝!!”皆さん想像してみてください!もう絶叫もんですよ(私は虫が超苦手です(笑))
 運命の出会いは息子の夏休みの宿題。観察の為持ち帰ったホウセンカ。花が咲いて種が出来るまで観察するのが宿題です。最初はセッセと水をあげて、花も咲き後は種を待つところまでいきましたが、旅行中うっかり水やりを頼み忘れて、気付いた時にはリンボーダンサー?みたいに‥超ブリッジ状態?その後”ごめんねごめんね”と唱えつつ 水浸しにした結果‥何と復活。おお~ホウセンカ!すごい!結局”ふりだしに戻る”で宿題の種は間に合わずでした。なんだか愛着が出て毎日声をかけて育てていたある朝。ん?なんか葉っぱが‥ きゃあ~イモムシがむしゃむしゃ。とりあえずイモムシ確保。で飼育開始の運びとなったわけです。 イモムシハンドブックで調べたところ餌はサトイモ、ホウセンカ、ヤブカラシ等。セッセセッセとエサを あげ、ただ今8㎝。エサも手が尽きてきました。早く蛹にならないかな~。昨日辺りから少々動きが悪いような‥いよいよ蛹か?元気がないのか?ちっともわからん。前者でありますよ~に。

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川端 裕美

第199回「五十路まえ」

 院長がお誕生日を迎え、50歳になりました。と言う事は私も後数ヶ月で50…。 50歳になったら折り返して49、48、47と遡っていくかな?いやいやもういいか、 もう一回やり直しはしんどいな~(笑)大人しくそのまま年を重ねていきますか。 40代最後の夏は市民プール三昧。

 そんな私に大学時代の親友のMちゃんからメールがきました。
おや珍しい、 なぜならMちゃんは”便りが無いのは元気な証拠”を地で行くタイプ。どうしたか? とメールを読めば、なんとガン検診でひっかかり大きな手術をした。という内容。 私の中のMちゃんはまだ20代前半のまま。きっと彼女の中の私も然り。だけど2人 とも確実に年を重ね中年の域に達し、ガン検診にひっかかる年になったのですね。 そして時を同じくしてもう一人の親友Tちゃんも“えええ~実は私もMちゃんと 同じ手術をする為に入院するところ”と。結局2人とも無事に手術が終わり一 安心。50歳になるってこういう事だな~って思いました。
 細胞は入れ替わっている とはいえ同じからだを50年使っているのですものね。白髪は増え、しみが増え、 皮膚は弾力を失い、関節が減って身長も縮む。ホルモンバランスが崩れ、腫瘍もできる。なんだか書いているうちに憂鬱になりそうなのでこの辺で止めておきま す(笑)
 自分の身体の声に耳を澄まし、異常を察知し、定期的に検査をしてなるべく長持ちするように!みんなで元気に楽しく長生きしましょうね。

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川端 裕美